「資格管理」では資格の登録・更新・削除を行います。
資格情報の利用
このメニューから資格を登録すると、一般ユーザーの「資格情報登録」画面で参照できるようになります。
資格はスキル又は人材モデルと関連付けをすることで、スキル習得のために取得必須の資格として登録することができます。(必須スキル)
また、特定の資格を取得することで関連付けられたスキルを自動的に習得させることもできます。(習得スキル)
ここでは関連する複数の資格を1つのグループとして管理するための「資格分類」を作成することができます。
同一の資格分類の中にネストされた資格はレベルを設定することで、同じ種類の資格のうちより上位のものや下位のものを判別することできます。
(例: 「英語検定」という資格分類を作成し、その中に「英語検定1級」や「英語検定2級」などの資格を作成し、1級のほうが数値が大きくなるようにレベルを設定。
そうすることで条件検索のページなどで、「英語検定2級以上を所持している社員」などの条件で個人を検索することができるようになります。)
新たに資格分類を追加するには画面上部の「追加」ボタンをクリックし、表示されるダイアログで資格分類名を入力してダイアログ内の「追加」をクリックします。
追加で、自社で管理している資格分類のオリジナルコード情報を登録することもできます。
また、資格分類名右のサブメニューから資格分類の親要素や子要素を設定し、ツリー構造の分類を作成することもできます。
「資格分類編集」画面の「順序」リンクをクリックすることで資格分類の表示順を調整することができます。
たとえば全社員に関係する資格を上位に表示し、特定の社員にのみ関連する資格を下位に表示するなどの調整に利用できます。
表示順の入力フォームに、順序を10単位で入力し、「順序更新」をクリックします。
数値の小さいものがより上位に表示されます。
また、1の位を入力した場合は数値の小さい順に自動的に10の倍数に変換されて登録されます。
(例: 11,12,13と入力して更新ボタンを押すと、自動的に10,20,30に変換されます)
また、一度作成した資格分類を削除することもできます。
削除したい資格分類のサブメニューから「削除」を選択します。
ただし、資格を配下に持つ資格分類を削除することはできません。
資格分類を削除したい場合は配下の資格を移動するか削除してください。
資格分類のサブメニューから「資格編集」を選択すると、資格分類内の資格の編集画面に映ります。
資格編集画面上部の「追加」ボタンをクリックすると、資格の追加画面に遷移します。
各入力事項を記入後「更新」ボタンをクリックすると資格が追加されます。
入力事項
資格名(必須)
資格の名称です。
レベル(必須)
資格のレベルです。
概要
資格の概要情報です。
有効期限
資格の有効期限です。この有効期限を過ぎた資格は無効扱いになりユーザーが参照できなくなります。
期限切れアラートを表示しない
資格の有効期限が過ぎても管理者メニューとマスタ管理メニューにアラートが表示されなくなります。
有効/無効
資格の有効/無効を切り替えることができます。
表示順
画面上に表示される資格の表示順を設定します。
オリジナルコード
資格のオリジナルコードです。自社で管理しているコード情報を登録することができます。
資格の登録
更新期限の入力必須
「はい」を選択すると、資格の取得時に更新期限の入力が必須になります。更新期限が切れた場合は未取得と同じ扱いになります。
承認フローを使用する
「はい」を選択すると資格の取得時にマネージャーによる承認が必須になります。ユーザーは資格情報の登録時に承認者を選択し、そのマネージャーにより承認されるまで資格取得情報は更新されません。
証明書類の添付必須
「はい」を選択すると、資格取得申請時に証明書類の添付が必須になります。添付できるファイルはPDFと画像ファイルです。承認フローと組み合わせることで、マネージャーが資格取得のエビデンスを確認した上で資格取得済みと認定するといったワークフローを実現できます。
スキル連携
資格に連携させるスキルを選択できます。詳細は後述します。
レベル制限
資格に連携されているキャリアモデルの任意のレベルが表示されます。詳細は後述します。
※有効期限について
資格に設定した有効期限が切れると無効扱いになります。
また有効期限が切れた資格が存在する場合、管理者メニューのトップに以下のアラートが表示されます。
また、資格リスト画面で有効期限の背景色が赤くなり、期限切れのアラートが表示されます。
資格を任意のスキル(および回答ランク)と関連付けることができます。
ただ関連資格として結びつけるほか、スキル習得のために取得必須の資格として登録することができます。(必須スキル)
また、特定の資格を取得することで関連付けられたスキルを自動的に習得させることもできます。(習得スキル)
「スキル連携」リンクをクリックするとスキル選択ウインドウが開くので、任意のスキルと回答ランクを選択します。
ここで画面上にスキルが追加されていますが、この時点ではまだスキルと資格の関連付けは確定されていません。
ここで必要に応じて「習得スキル」または「必須スキル」にチェックを入れ、必ず最後に「更新」ボタンをクリックしてください。
資格と連携されたキャリアモデルの任意のレベルが表示されます。
レベル制限に関連付けられた資格は、その取得がキャリアモデルの判定条件に加えられ、スキル回答にかかわらず資格を取得しないと指定のレベルが判定されなくなります。
レベル制限の設定はこの画面からは編集できません。
「マスタ管理->キャリアモデル->キャリアモデル判定条件設定 -> レベル制限設定」から行います。
「資格編集」画面から資格の更新・編集・削除を行うことができます。
資格編集をクリックすると資格分類配下に登録されている資格の一覧が表示されます。
資格一覧の右側に表示されている編集ボタンをクリックすると、資格の編集画面が表示されます。
資格編集画面、操作手順は前節の「資格の追加」と同様です。
資格編集画面に表示されている「削除」ボタンをクリックします。
確認が表示されるので、よろしければ「OK」ボタンをクリックします。
資格リスト画面の「資格取得情報」ボタンをクリックすることで、資格の取得状況のリストを確認できます。
「取得済み」「未取得」「更新期限が近い」「更新期限切れ」の4つのステータスに該当するユーザーのリストを取得可能です。
各リストはCSVでエクスポート可能で、ユーザー名右の「資格管理」ボタンをクリックすることで資格取得状況の更新ができます。
資格リスト画面の「親要素変更」ボタンをクリックすることで、資格を他の資格分類に移動することができます。